清川村議会 > 2016-09-13 >
平成28年 9月定例会(第2号 9月13日)

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  1. 清川村議会 2016-09-13
    平成28年 9月定例会(第2号 9月13日)


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    平成28年 9月定例会(第2号 9月13日)           平成28年清川村議会9月定例会(第2日)会議録          平成28年9月13日(火)午前9時30分開議      ――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(10名)            1番   細 野 洋 一 議 員            2番   笹 原 和 織 議 員            3番   村 上 俊 光 議 員            5番   山 本 善 男 議 員            6番   落 合 圏 二 議 員            7番   藤 田 義 友 議 員            8番   川 瀬 正 行 議 員            9番   山 本 雅 彦 議 員           10番   岩 澤 敏 雄 議 員      ――――――――――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(なし)      ――――――――――――――――――――――――――――― 〇事務局出席者           事務局長   山 田 明 男           書記     柳 川 哲 也
         ――――――――――――――――――――――――――――― 〇説明のための出席者           村長         大 矢 明 夫           副村長        岸   直 保           教育長        岩 澤 吉 美           総括参事兼危機管理担当参事                      川 瀬 佳 正           地域総合戦略担当参事 小 池 信 行           総務課長       川 瀬 久 弥           政策推進課長     折 田 克 也           税務住民課長     平 田 勝 彦           保健福祉課長     伊 従 利 希           産業観光課長     大 矢   正           まちづくり課長    髙 足 光 明           教育委員会事務局長  杉 山 義 則           教育委員会事務局参事 町 田 一 則           会計管理者      細 野   正           代表監査委員     下 嶋 光 久    =================================================================== 〇議事日程 日程第 1 決認第1号 平成27年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第 2 決認第2号 平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の             認定について 日程第 3 決認第3号 平成27年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定             について 日程第 4 決認第4号 平成27年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて 日程第 5 決認第5号 平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定             について 日程第 6 決認第6号 平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算             の認定について 日程第 7 報告第3号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について   =================================================================== 〇本日の付議事件    1 決認第1号 平成27年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定について    2 決認第2号 平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認            定について    3 決認第3号 平成27年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて    4 決認第4号 平成27年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて    5 決認第5号 平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて    7 決認第6号 平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の            認定について    8 報告第3号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について      ―――――――――――――――――――――――――――――                午前 9時30分 開議 ○議長(岩澤敏雄君) おはようございます。本会議開会前に、皆様にご報告申し上げます。本日の会議では、決算認定にかかる審議が行われますので、識見監査委員であります下嶋光久氏にご出席をいただいておりますので、ご紹介させていただきます。 ○代表監査委員(下嶋光久君) おはようございます。監査委員の下嶋です。本日は、一日よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 下嶋監査委員、どうぞよろしくお願いいたします。      ―――――――――――――――――――――――――――――                午前 9時30分 開会 ○議長(岩澤敏雄君) ただいまの出席議員は9名で、議員定数の半数に達しております。  ただいまから、平成28年清川村議会9月定例会第2日を開会いたします。  直ちに、本日の会議を開きます。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) これから議事に入ります。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第1、決認第1号、平成27年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第2、決認第2号、平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第3、決認第3号、平成27年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第4、決認第4号、平成27年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第5、決認第5号、平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、及び日程第6、決認第6号、平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上6件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。大矢村長。 ○村長(大矢明夫君) おはようございます。決算の認定、よろしくお願い申し上げます。  ただいま議題となりました決認第1号から決認第6号、平成27年度清川村一般会計ほか5特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。  平成27年度は、安倍政権下で成立しました安全保障関連法が可決成立し、日本の安全保障体制にとって歴史的転換期となったことや、TPP大筋合意により、巨大経済圏の構築に向け大きな一歩を踏み出し、改正公職選挙法の成立により、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、有権者に新たな世代が加わるなど、大きな変化があった年でもありました。  また、免震装置ゴムのデータ改ざん、マンションの杭打ちデータの偽造や東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム白紙撤回などでは、ものづくり大国日本に疑問符がつきました。さらに、平成27年関東・東北豪雨により、鬼怒川が決壊、茨城県のほか関東地方北部と東北地方南部に大規模な被害が発生するなど、安全・安心がキーワードとなりました。  一方で、日本人として2年連続ノーベル賞の受賞やラグビーのワールドカップでは日本代表が強豪の南アフリカに歴史的勝利を飾るなど、明るいニュースもありました。  このような背景の中、我が国では世界に類を見ない人口減少問題を国家的課題とし、国と地方が総力を挙げて人口、経済、地域社会の課題に取り組む地方創生まち・ひと・しごと創生にスピード感を持った取り組みが求められているところであります。  本村では、まち・ひと・しごと創生と経済の好循環の確立に向け、地方版総合戦略を平成27年度に策定し、関連事業に取り組んでいるところでございます。さらに平成26年度からスタートとした第3次清川村総合計画・前期基本計画に位置づけた施策の事務事業に合わせ、国・県等の交付金等を最大限に活用し、最小の経費にして最大の行政効果を上げることを念頭に積極的に事務事業を展開してまいりました。  主な事務事業の成果といたしまして、第3次総合計画に掲げる五つの施策の大綱ごとに申し上げますと、「自然と調和した住みよい村づくりの推進」におきましては、少子高齢化、人口減少に歯どめをかけるため、子育て世代型村営住宅の用地取得に向け調整経費と移住促進及び地域経済の活性化を図るため、住宅取得奨励金制度を創設したほか、本村の長年の課題でありました常設消防設置のため、厚木市北消防署清川分署の新築工事及び緊急車両を配備し、本年4月から消防事務委託を開始いたしました。また、一般廃棄物処理計画の策定や清川クリーンセンター焼却施設等処理計画に基づくクリーンセンターの解体調査及び解体工事実施設計業務を実施し、生活環境の保全と公衆衛生の向上に努めております。  さらに、第2期5カ年計画の4年目となった県の水源環境保全・再生事業交付金を活用した森林整備事業、生活交通の確保、地域コミュニティ交通の支援、村道柿坂大六天線の新設を初め、村道改良及び維持補修や橋梁長寿命化計画に基づく坂尻の雑司場橋の改修工事、村営水道並びに下水道施設の長寿命化及び適正な管理運営等を実施いたしました。  次に、「地域の特性を活かした産業振興と活性化の推進」では、茶業活性化支援のため、大型茶園形成準備支援事業助成や農業振興施策の継続実施とともに、特産物普及や開発、さらに清流の館を中心に道の駅きよかわとしてのスタートや、宮ヶ瀬のさらなる魅力づくりのため、宮ヶ瀬水の郷地域及び湖畔園地活性化対策に努めてまいりました。  次に、「生涯を健康で安心して住み続けられる村づくりの推進」では、がん検診を初め、早期生活習慣病予防等健康診査事業の実施、県で推進する未病改善や健康寿命延伸に向けた取り組みとして、県央地区市町村の施設に健康状態見える化コーナーの設置、高齢者が住みなれた地域で安心して生活ができるよう、ひとり暮らし高齢者等に給食サービスの提供など、高齢者見守り事業の実施、障害者優先調達推進法の趣旨に基づき、障害者の社会生活における自立促進に向けた事業を実施いたしました。  次に、「誇りを持って村を支える人づくりの推進」では、家庭や地域の子育てをめぐる環境の変化に対応するため、安心して子供を産み、育てられるよう、村内認可保育所及び管外保育の実施や放課後等の家庭等において保育を受けられない児童に対して、遊び場や生活の場の提供、子育て支援用品の購入費の一部助成など、子育て支援制度を積極的に推進し、県下でも高い水準の子育て・保育サービスに努めました。  教育関係では、幼稚園・小・中学校施設等の安全な維持管理に努めたほか、小・中学校の校内LANの整備など、学習環境の充実に努めるとともに、幼稚園保育料の無料化、高等学校等通学者に対する通学費等助成の継続実施や、村の沿革や村民生活などにかかわる史実を未来に継承するため、村史編さん事業を推進いたしました。  最後に、「村民と行政が築く村政の推進」では、村広報紙などの充実や、村民懇談会や子ども議会の開催など、開かれた村行政の推進のほか、地域住民のコミュニティ活動の支援や公共施設等の現状や課題を把握し、将来にわたる見通しを分析するなど、計画的な行政運営にも努めております。  申し上げました事務事業は一部でありますが、全ての事務事業の推進に当たりましては、議員の皆様を初め、村民の皆様のご理解とご協力により、一定の成果を上げることができたものと改めて深く感謝を申し上げさせていただきます。  一般会計のほか五つの特別会計の決算状況は、決算書2ページの総括表のとおりでございます。決算の概要及び主要成果につきましては、各担当課長等に説明させますので、ご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 続いて、監査委員から決算審査の結果について、報告を求めます。藤田義友監査委員。 ○監査委員(藤田義友君) おはようございます。それでは、決算審査の結果につきまして、ご報告申し上げます。  平成27年度一般会計並びに5特別会計については、去る8月8日及び9日、大矢村長から監査委員に関係書類が提出され、決算審査を実施いたしました。職員並びに関係者のご努力に対し、敬意と謝意を表します。  初めに、決算書6ページ、決認第1号から申し上げます。  清川村長 大矢明夫から提出された平成27年度清川村一般会計歳入歳出決算を証書類に照らし、審査したところ、正当なるものと認めます。平成28年8月9日 清川村監査委員下嶋光久、同じく藤田義友。  次に、決算書102ページ、決認第2号を申し上げます。清川村長 大矢明夫から提出された平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算を証書類に照らし、審査したところ、正当なるものと認めます。平成28年8月9日 清川村監査委員 下嶋光久、同じく藤田義友。  次に、決算書132ページ、決認第3号を申し上げます。清川村長 大矢明夫から提出された平成27年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算を証書類に照らし、審査したところ、正当なるものと認めます。平成28年8月9日 清川村監査委員 下嶋光久、同じく藤田義友。  次に、決算書148ページ、決認第4号を申し上げます。清川村長 大矢明夫から提出された平成27年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算を証書類に照らし、審査したところ、正当なるものと認めます。平成28年8月9日 清川村監査委員 下嶋光久、同じく藤田義友。  次に、決算書164ページ、決認第5号を申し上げます。清川村長 大矢明夫から提出された平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算を証書類に照らし、審査したところ、正当なるものと認めます。平成28年8月9日 清川村監査委員 下嶋光久、同じく藤田義友。  最後に、決算書192ページ、決認第6号を申し上げます。清川村長 大矢明夫から提出された平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算を証書類に照らし、審査したところ、正当なるものと認めます。平成28年8月9日 清川村監査委員 下嶋光久、同じく藤田義友。  平成27年度決算につきましては、第3次清川村総合計画の着実な実現に向け、「水と緑の心の源流郷~輝き・愛着・誇りを育む村づくり」を目指し、四つの重点施策を基軸とした諸事業が積極的に推進され、執行については、一般会計を初め、5特別会計において、おおむね適正かつ効率的に執行されました。  以上で報告を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) これから、各会計の内容説明を求めます。  最初に、一般会計について、各担当より内容の説明を求めます。折田政策推進課長。 ○政策推進課長(折田克也君) それでは、平成27年度清川村一般会計・特別会計決算説明書に基づきまして、概要を説明させていただきます。説明書82ページをお開きください。  平成27年度一般会計決算の状況でございます。歳入総額は28億768万6,000円、歳出総額は26億477万5,000円で、前年度と比較いたしますと、歳入が16%の増、歳出も15%の増となりました。歳入歳出差引額は2億291万1,000円で、このうち翌年度へ繰り越す財源が1億2,210万1,000円ございますので、実質収支額は8,081万円でございます。  次の単年度収支額は、当該年度の実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた額で、536万5,000円となりました。  続いて、歳入状況について、ご説明申し上げます。86ページ、村税の決算状況をごらんください。小さい文字で恐縮でございますが、二つ目の表が村税の徴収状況です。対前年度伸び率を右から4列目に記載しておりますが、1の村民税です。①の個人分が納税義務者の減少により3.6%の減少となったものの、②の法人分では特定の法人の事業収益の増により30.5%の増となり、村民税全体では1.0%、180万9,000円の減となりました。  次に、2の固定資産税ですが、①の純固定資産税は、前年度と比較して2.8%の減となりました。内訳といたしまして、土地分は、地価の下落が続いているため1.1%の減、家屋は経年減価と滅失により5.3%の減、償却資産は減価償却により0.2%の減、②の交付金、国有資産等所在市町村交付金が償却資産等の減価償却により2.1%の減となり、固定資産税全体で2.2%の減となりました。  3の軽自動車税は、軽四輪車の登録台数の増加により2.0%の増、村たばこ税は、販売本数の減少により5.6%の減となり、村税合計では2.0%の減となりました。また徴収率は、前年度と比較して現年課税分が前年度と同様の99.8%、滞納繰越分が0.5%増の36.4%となり、村税全体では0.1%増の99.4%となりました。  次に、84ページにお戻りください。目的別決算額の状況です。歳入の自主財源の村税は、先ほどご説明申し上げましたとおりでございますが、ほかに伸び率や増減額の大きなものを申し上げますと、財産収入の67.6%の増は、宮の平分譲地1区画販売により増となったものであります。寄付金の増は、総務費寄付金の増によるものです。自主財源につきましては、ただいまご説明したとおり、増の要因もございましたが、全体としては村税の減により前年度比2%の減となりました。  次に、依存財源でございますが、地方消費税交付金は、税制改正により、平成26年4月から消費税が5%から8%に引き上げられたことと、増税による駆け込み需要の反動や買え控えの影響もなくなり、通常の消費に戻ったため増となっております。自動車取得税交付金は、自動車の取得に対して課せられる地方税で、消費税でも説明しましたが、消費税の駆け込み需要の反動や買え控えの影響も終息し増となっております。地方交付税は、普通交付税において人口減少等特別対策費が新設されたこと等により、前年度と比較して93.6%の増となりました。村債は、消防分署新設に伴う消防施設整備事業債と臨時財政対策債の起債を行ったことにより皆増となりました。自主財源、依存財源の構成比は、主に起債を行ったことにより、自主財源が前年度を12.7ポイント下回る68.2%、依存財源が31.8%となりました。  次に、下段の表の歳出ですが、前年度比率での伸び率の増減の大きなものの要因を申し上げますと、商工費は、宮ヶ瀬水の郷公衆トイレ改修工事商品券販売事業等により増となっております。消防費は、平成28年4月から厚木市に消防の事務委託を開始するための分署新設工事やポンプ自動車等資機材購入などのため大幅な増となっております。公債費は、平成26年度をもちましてふれあいセンター建設事業債の償還が完了したことにより減となっております。
     右のページ、85ページをごらんください。性質別歳出決算額ですが、伸び率におきまして増減の大きいものを申し上げますと、投資的経費が40.3%の増となっております。先ほどの消防費でご説明いたしました消防の事務委託のための分署新設工事、消防ポンプ自動車購入代、商工費の宮ヶ瀬水の郷公衆トイレ改修工事などによるものでございます。積立金が351.5%の増となっております。財政調整基金の積み立てによるものです。  ページが前後して恐縮ですが、次に83ページにお戻りください。下段の表は、歳出の款ごとの内訳になってございます。一番下の合計欄の右側から2番目の列に執行率を記載しておりますが、全体の執行率は90.1%となりました。  執行率の低い款をご説明申し上げますと、2款の総務費は、情報セキュリティー強化対策事業、人口増・定住促進推進事業が繰越明許により次年度執行となっていることから、執行率が81.4%となっております。また、7款の土木費につきましても、住宅費の子育て世代移住プロモーション事業が繰越明許により次年度執行となっていることから執行率が84.9%となっております。  左のページ、82ページにお戻りいただきまして、決算数値から見た村の財政的な状況を申し上げますと、下から3番目の経常収支比率は、人件費や扶助費などの経常的経費に村税等の経常的一般財源がどの程度充足されているかを示す比率でございます。80%未満にあるのが望ましいとされておりますが、本村では80.5%、前年度より4.9ポイントほど減となっております。  次の公債費負担比率も、財政構造の弾力性の判断指標でございますが、公債費に充当された一般財源の一般財源総額に占める割合をあらわす比率で、20%が危険ライン、15%が警戒ラインとされており、ふれあいセンターの償還が完了したことから前年度より0.4ポイント減り、0.3%となっております。財政力指数は、基準財政収入額を基準財政需要額で割った数値で、単年度では0.982となりますが、過去3カ年を平均した数値を表示しておりますので、0.992となります。  資料最後のページ、149ページをごらんください。一般会計、そして特別会計の不納欠損額及び収入未済額の状況を一覧にした表を添付しております。参考にごらんください。  平成27年度の財政運営に当たりましては、村税等の徴収率向上など、自主財源の確保に努めるとともに、国・県などの各種補助金を有効に活用し、依存財源の確保にも努めてまいりました。また、各事務事業の推進におきましては、補助金等の支出の適正化を初め、行政改革に基づく事務の合理化、受益者負担の適正化など、経常経費の節減と行政効果を上げるべく、財政運営に努めてまいりました。  以上、平成27年度一般会計の決算概要につきまして、説明申し上げましたが、主要事業等の成果並びに各特別会計決算の概要及び事業成果につきましては、各担当課長からご説明をいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬総務課長。 ○総務課長(川瀬久弥君) 総務課所管の事務事業につきましてご説明いたします。決算説明書の10ページをごらんください。  上段の2款、総務費、1項、総務管理費、1目、一般管理費、02事業、職員研修事業は、職員の人材育成と能力の開発を目指し、庁内研修を初め、外部研修機関へ職員を派遣し、職員の人材育成と能力開発、意識改革を促しております。  次の04事業、電算管理事業では、事務の簡素化、効率化と住民サービスの向上を図るため、神奈川県町村情報システムにおける基幹系システムを初め、庁内イントラネット内部情報系システムの適正な運用・維持管理に努めました。  次の05事業、ネットワーク環境維持管理事業では、次の11ページにわたっておりますが、職員が利活用しているインターネット環境の維持管理や県立宮ヶ瀬やまなみセンターに設置しております観光用ライブカメラ、役場庁舎の屋上に設置しておりますライブカメラの適正な維持管理に努めました。  続きまして、11ページ上段、2目、文書広報費、02事業、コミュニティ活動支援事業は、自治会長研修や地域の多様なコミュニティ活動の積極的な支援を行いました、また、健康器具購入費の助成を行い、健康をテーマに地域コミュニティの向上に努めております。  次の03事業、消費者保護啓発事業は、厚木市消費生活センターに委託し、相談受付体制を整備し、消費者保護に努めております。  次に、12ページになります。上段の04事業、広報紙発行事業は、広報紙「きよかわ通信」を毎月発行するとともに、写真コンテストを開催したほか、村制60周年記念要覧の作成を進めております。  次の05事業、広聴相談事業は、村長への手紙や住民懇談会の開催等、広聴の機会を充実し、住民の声を村政に反映するための各種事業を実施しました。それぞれ開催いたしました事業の結果につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして、13ページになります。上段07事業、文書管理システム運用事業は、公文書の電子的・体系的な管理により、文書事務の簡素化と適正化に努めました。  次の08事業、例規システム運用事業は、電子化した村例規集や法令集の利活用により、法規事務の合理化と簡素化を図るとともに、ペーパーレス化を推進しております。  14ページ上段になります。財産管理費におきましては、庁舎及び庁用車を適正に管理し、公的サービスの供給と村民の利便性の向上に努めております。  次に、16ページになります。下段の7目、集会施設管理費、01事業、集会施設等維持管理費は、次の17ページにわたっておりますが、地域コミュニティ活性化のため、六つの集会施設と四つの子ども広場の適正な維持管理を行いました。  次の交通安全対策費、01事業、交通安全推進事業は、交通安全対策の推進のため、交通安全対策協議会を初めとした関係団体とともに、交通事故のない安全な村づくりに努めました。  次の9目、防犯対策費、02事業、防犯施設管理事業と03事業、安全・安心まちづくり事業は、犯罪の防止により安全で安心な村づくりを推進するため、防犯カメラ及び防犯灯の維持管理に努めたほか、防犯灯1灯の新設を行いました。  次に、恐縮ですが、20ページになります。下段の4項、選挙費、3目、県知事・県議会議員選挙費、01事業、県知事・県議会議員選挙執行費は、任期満了に伴う選挙を執行いたしました。  大変恐縮ですが、ページが大きく飛びまして、63ページになります。中段の8款、消防費、1項、消防費、1目、非常備消防費、01事業、消防組織維持・強化事業は、消防団組織の維持や強化を図るほか、団員や役場消防隊の資質の向上を図りました。  次の02事業、消防・救急業務は、次の64ページにわたっておりますが、近隣市・町との応援協定に基づきます救急業務等の応援出動に要する経費で消防救急体制の充実強化を図りました。それぞれの応援出動をいただきました実績につきましては記載のとおりでございます。  続きまして、04事業、消防広域化事業は、ことし4月1日より厚木市との事務委託の開始に向け、分署庁舎の建設、車両やボートなどの資機材の整備や増員職員の人件費、消防救急デジタル無線などの共同整備を行い、広域化による消防の常備化に向けた整備を行いました。  次の2目、消防施設費、02事業、消防施設・設備維持管理業務は、次の65ページにわたっておりますが、消防車両や消防器具舎の維持管理を初め、第3分団に配備しております小型動力ポンプの更新を行い、消防体制の充実を図りました。  次の4目、災害対策費、01事業、地震防災対策事業は、地震等の災害など、有事に備えるため防災訓練を実施し、住民の防災意識の向上を図りました。  次の02事業、防災施設・設備維持管理事業は、防災行政無線やJ-ALERTと呼ばれます全国瞬時警報システムなど、防災施設・設備の機能維持を図りました。  以上で、総務課所管の事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田政策推進課長。 ○政策推進課長(折田克也君) 続きまして、政策推進課所管の事務事業につきまして、ご説明させていただきます。恐縮ですが、説明書は14ページからになります。  2款、総務費、1項、総務管理費、6目、企画費からの説明となります。ページ中段、02事業の生活交通確保対策事業では、住民の日常生活における通勤・通学などの利便性の確保、向上を図るため、路線バスの延伸等にかかるバス事業者への補助として、平日のみの早朝・深夜便4便と土曜・休日を含む深夜便1便の延伸を行ったほか、宮ヶ瀬から本厚木までの最終便1便を増便し、村民の交通の足の確保に努めました。また、宮ヶ瀬地区や金翅・清水ヶ丘地区でのコミュニティ交通の活動支援を行いました。  次に、15ページになりますが、ページ上段、03事業の煤ヶ谷花の里づくり事業では、住民の方のご協力をいただき、自主活動団体等の5団体に対し活動支援を行い、煤ヶ谷花の里づくりに努めてまいりました。  ページ中段、04事業の電子自治体共同運営事業では、県と県内市町村の31団体の共同により各種行政手続を電子化し、住民の利便性の向上と行政事務の簡素化、効率化に努めました。  ページ下段、06事業の政策調査事業では、急速な社会経済状況の変化や複雑・多様化する村民の行政ニーズ、急務な自治課題等に対応するための調査研究として、議会常任委員会が合同で実施した行政視察に職員が同行させていただき、広く研さんをさせていただいたほか、幹部職員研修等による静岡県小山町や山北町の移住・定住促進対策等の施策調査を実施いたしました。  次に、16ページになります。ページ上段、10事業の人口増・定住促進推進事業では、人口減少傾向にある本村の人口増・定住促進を積極的に展開するため、舟沢分譲地6区画の販売にかかるPRを行ったほか、子育て世代型村営住宅整備に関する用地取得に向けた調整や滝ノ沢・姥石地区の土地利用について検討を行いました。また、新たに住宅取得奨励金制度を開始し、移住・定住促進対策に努めました。  ページ中段、11事業のまち・ひと・しごと創生総合戦略策定事業では、国において制定されたまち・ひと・しごと創生法に基づき、喫緊の課題である人口減少の克服に向け、村では将来人口を展望する人口ビジョン及び今後5年間の基本目標や施策の基本的方向性などをまとめた総合戦略を策定いたしました。  18ページになります。ページ上段、10目、水源地振興費、02事業の宮ヶ瀬地区公共施設維持管理事業では、宮ヶ瀬地区の公共施設の維持管理と運営及び湖畔園地周辺の村管理の景観保全のため、宮ヶ瀬地区公共施設等管理組合を指定管理者として、施設の適正な維持管理と運営を行いました。また、南山運動公園に環境整備の一環としてベンチ屋根の設置を行いました。  ページ中段、03事業の宮ヶ瀬水の郷地域及び湖畔園地活性化事業では、宮ヶ瀬ダム周辺振興財団が実施する事業にかかる経費に対し交付金を交付し、宮ヶ瀬で自然体験できるフィールドとしてアスレチック遊具及びEボート等の整備を行い、宮ヶ瀬湖周辺の活性化を図りました。  恐縮ですが、ページ飛びまして、21ページをお開きください。ページ上段、5項、統計調査費、1目、統計調査総務費、01事業の各種統計調査事務事業では、各種行政施策の基礎資料となる基幹統計調査等を実施いたしました。平成27年度に実施いたしました国が定めた基幹統計調査は、国勢調査となっております。  恐縮ですが、またページが飛びまして、59ページをお開きください。6款、商工費、1項、商工費、4目、観光費、04事業の地域セールス推進事業となります。村の特色や魅力を国内外に発信するために、水の郷大つり橋や庁舎周辺にイルミネーションを設置し、村のイメージアップや清川の魅力づくり、地域振興に努めてまいりました。また、ペットボトル入り飲料水「清川の惠水」を活用し、地域セールスや清川のPRに努めております。  以上で政策推進課所管の事務事業につきまして、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 平田税務住民課長。 ○税務住民課長(平田勝彦君) 税務住民課所管の事務事業の概要につきまして、説明させていただきます。決算説明書18ページ下段をごらんください。  2款、総務費、2項、徴税費、2目、賦課徴収費の01、賦課徴収事務費及び19ページに続きますが、03、公図等電算システム運用事業は、村税の適正かつ公平な賦課徴収及び公図管理などの課税事務における運用経費でございます。  次に、3項、戸籍住民基本台帳費、1目、戸籍住民基本台帳費の01、戸籍住民基本台帳事務費及び20ページに続きますが、03、公的個人認証サービス事業は、厚木市、愛川町との3市町村による住民票広域交付事業に関する経費と、戸籍電算システム及び公的個人認証サービスの運用経費でございます。  次に、04、マイナンバー制度ネットワーク事業は、マイナンバー制度の適正な運用及びマイナンバーカードの交付を行うための交付金を支出いたしました。  次に、23ページ上段をごらんください。3款、民生費、1項、社会福祉費、2目、国民年金事務費の01、国民年金事務費は、国民年金制度の趣旨普及などを行うため職員人件費等の経費でございます。  次に、3目、老人福祉費の02、高齢者外来医療費助成事業は、70歳以上高齢者の外来医療費について、自己負担分の医療費の一部助成を実施いたしました。  次に、39ページ上段をごらんください。4款、衛生費、1項、保健衛生費、3目、環境衛生費の03、犬猫等環境対策事業は、猫による生活環境への被害を防止するため、飼い猫の避妊・去勢手術費の一部助成及び犬猫によるふん尿被害等を防止するための忌避剤を配布いたしました。  次に、04、地球温暖化対策事業は、住宅用太陽光発電設備、住宅用太陽熱利用設備、木質バイオマスストーブの設置費及び電気自動車等の購入の一部助成制度となっており、平成27年度につきましては、住宅用太陽光発電設備が3件、住宅用太陽熱利用設備が1件、木質バイオマスストーブの設置費助成が2件となりました。  次に、43ページ下段をごらんください。6目、宮ヶ瀬霊園費の01、宮ヶ瀬霊園管理運営事業は、宮ヶ瀬霊園の管理運営を行う運用経費でございます。  次に、44ページ上段をごらんください。7目、公害対策費の01、公害対策推進事業は、河川環境保全を行うための水質分析調査を実施いたしました。  次に、44ページから45ページにかけまして、2項、清掃費、1目、清掃総務費の05、一般廃棄物最終処分場対策事業は、厚木愛甲環境施設組合によるごみ処理広域化の実施に向け本村に設置を予定していました一般廃棄物最終処分場の設置見送りに伴う地元対策等を実施いたしました。  次に、45ページから46ページにかけまして、2目、塵芥処理費の01、ごみ処理事業は、燃えるごみや資源物等の適正処分化及び一般廃棄物処理計画策定を行うための以下に記載の業務委託等を実施いたしました。  次に、03、西ヶ谷戸最終処分場閉鎖対策事業は、周辺生活環境への影響について調査把握を行うため、水質検査等を実施いたしました。  次に、04、清川クリーンセンター焼却施設適正処分及び施設整備事業については、清川クリーンセンターの解体調査及び解体工事の実施設計業務を実施いたしました。  以上で、税務住民課所管の事務事業につきまして、説明を終わらせていただきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 伊従保健福祉課長。 ○保健福祉課長(伊従利希君) 続きまして、保健福祉課の所管する主な事務事業につきまして説明いたします。決算説明書21ページをごらんください。下段になります。  3款、民生費、1項、社会福祉費、1目、社会福祉総務費となります。社会福祉総務費では、職員の人件費や事務費などの経常経費のほか、村民の皆さんが自立した生活を営むことができるよう、福祉基盤の充実や福祉関係団体への活動支援などのための事業を実施しました。01、社会福祉総務事務費では、職員の人件費や事務費などの経常経費のほか、社会福祉協議会への運営費補助や各種福祉関係団体への補助を行いました。  22ページをごらんください。下段の05、臨時福祉給付事業は、税制抜本改革法により、消費税引き上げによる影響を緩和するため、簡素な給付措置を行いました。  23ページをごらんください。中段の3目、老人福祉費になります。老人福祉費は、高齢者の皆さんが住みなれた地域で安心して生き生きと健康な生活を送るための支援、助成のための事業を実施しました。  23ページ下段、03、生きがい対応型デイサービス事業では、在宅生活において支援が必要な方に通所デイサービスを実施しました。  24ページになります。上段の04、高齢者見守り事業は、清川村社会福祉協議会に委託し、独居高齢者の方などに配食ボランティアの協力を得て、週2回、お弁当をご自宅にお届けし見守りを行いました。  26ページをごらんください。上段の10、敬老会では、70歳以上の方の長寿を祝う敬老会を開催いたしました。  下段の11、高齢者外出支援事業では、高齢者バス割引乗車券購入費の一部助成と、おでかけ支援バスとしてふれあいセンター高齢者送迎サービスを実施し、高齢者の外出機会の拡大を図りました。  27ページから4目、障害福祉費になります。障害福祉費では、心や身体などに障害のある方が住みなれた地域で日常生活を送るための事業を実施しました。  28ページ中段になります。05、重度障害者医療費助成事業では、重度障害者の方の医療費の保険適用分の自己負担額の助成。  下段、06、在宅障害者通院・通所等交通費助成事業は、障害者の施設通所にかかる交通費のほか、日常生活に伴うガソリン代やタクシー料金の一部を助成しました。  29ページ上段の07、障害者自立支援事業は、障害者総合支援法で定められた介護給付費、訓練等給付費など、障害福祉サービスの支給。  下段の08、地域生活支援事業では、同じく障害者総合支援法で定められた移動支援や日常生活、また社会生活の支援などを実施しました。  ページおめくりいただきまして30ページ下段、5目、保健福祉センターひまわり館管理費になります。01、ひまわり館管理運営事業では、介護福祉の拠点として、機能の充実、維持管理に努めました。  次に、31ページ上段から、2項、児童福祉費、1目、児童福祉総務費になります。児童福祉総務費では、児童の健全育成と福祉向上を図るための事業を実施しました。  31ページ中段の03、ひとり親家庭等医療費助成事業は、ひとり親家庭の医療費の保険適用分の自己負担額の助成。  下段の04、小児医療費助成事業は、中学生までの医療費の保険適用分の自己負担額を助成しました。  次に、32ページ上段の06、保育所入所事業では、保育に欠ける児童に対し、認可保育所において保育を実施しました。  33ページ上段になります。08、子育て支援事業では、家庭における生活の安定と経済的負担の軽減を図ることを目的に、おむつなどの子育て支援用品の購入費の一部助成等を実施しました。  次に、中段の2目、児童措置費となります。01、児童手当支給事業では、児童手当を支出しました。  下段の02、子育て世帯臨時特例給付事業では、消費税率の引き上げに際し、子育て世帯への影響を緩和するため、子育て世帯臨時特例給付金を支給しました。  34ページから4款、衛生費、1項、保健衛生費、1目、保健衛生総務費になります。保健衛生総務費では、職員の人件費や事務費などの経常経費のほか、健康づくりや健康増進の基盤づくりのための事業を実施しました。  34ページ下段の03、医療対策事業では、休日及び夜間における救急医療体制の確保やドクターヘリの運行、電話による24時間健康・医療相談サービス事業などを実施しました。  次に、35ページ上段から、2目、予防費となります。予防費では、がん検診を初め、健康増進法に基づく生活習慣病などの予防及び早期発見、早期治療の推進などのための事業を実施しました。  01、がん検診事業では、がん検診の実施と自主的な健康管理意識の普及啓発に努め、がんの一次予防を推進しました。  下段の02、予防接種事業では、予防接種法に基づく各種予防接種のほか、任意接種において小児インフルエンザ接種、風しん緊急対策予防接種、高齢者インフルエンザ予防接種等の費用の一部助成を行いました。  次に、37ページ下段、05、妊婦健康診査事業では、妊婦の健康管理の向上及び経済的負担の軽減を図り、妊婦が安心して妊娠、出産できるよう、妊婦健康診査にかかる費用助成と妊婦歯科健診を実施しました。  次に、38ページ下段の07、やまびこ健診事業は、村独自事業として20歳から39歳までを対象とした健診と、75歳以上の後期高齢者などを対象とした健診を(通称)やまびこ健診として実施し、生活習慣病等の予防を図りました。  次に、40ページをごらんください。5目、健康づくり推進費となります。赤ちゃんからお年寄りまで、それぞれのライフステージにおいて健康づくり、健康増進を図るための事業を行いました。  01、母子保健事業では、母子の心身の健康保持・増進のため、各種保健指導と出産祝い金の交付、不妊治療費の一部助成などを実施しました。  41ページ中段、03、健康づくり事業では、住民の健康づくりのため、健康カレンダーの作成、ゴルフ場内でウォーキングを行うヘルスアップ健康講座や高齢期入門健康講座などを実施しました。  42ページ下段、06、心の健康づくり推進事業では、生き生きと自分らしく生きるため、メンタルヘルス相談やこころの健康相談などを実施しました。  43ページ中段の08、健康状態見える化コーナー事業は、健康寿命の延伸に取り組むため、体組成計や脳年齢計など5種類の測定機器を設置しました。  44ページ中段、8目、保健福祉センターやまびこ館管理費となります。01、やまびこ館管理運営事業は、村民の皆さんの健康づくりの拠点として、施設の機能充実、維持管理に努めました。  以上で、保健福祉課所管の事務事業につきまして、説明を終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) 大矢産業観光課長。 ○産業観光課長(大矢 正君) 続きまして、産業観光課所管の事務事業につきまして、ご説明をいたします。決算説明書の47ページをお開きください。  上段の5款、農林水産業費、1項、農業費、1目、農業委員会費、01事業、農業委員会事務事業は、農業委員会の運営にかかる経費で、総会及び農地転用の審査等を行いました。内容につきましては記載のとおりでございます。  3目、農業振興費は、農業振興や道の駅清川の整備にかかる事業など、七つの事業を実施いたしました。01事業、農業振興事務事業は、産業まつり補助金のほか、チャピュア清川の荒茶工場建設整備費償還金補助を行いました。
     48ページをお開きください。02事業、交流促進センター管理運営事業につきましては、交流促進センター清流の館の指定管理にかかる委託費のほか、道の駅登録に伴う外構改修工事及び消防設備設置工事を行いました。  次に、03事業、特産物普及促進事業は、新たな特産品開発補助として、「きよりゅんおりがみ」開発補助のほか、村の特産品を広くPRするための経費を支出いたしました。内容につきましては記載のとおりでございます。  49ページになります。05事業、清川村茶業活性化支援事業につきましては、本村の基幹作物であるお茶の生産性向上と経営安定を図るため、大型茶園第2期分の管理に必要な経費について補助を行いました。  06事業、交流促進センター機能強化事業につきましては、道の駅清川の登録に向けた第2駐車場整備工事や公衆便所改修工事などを実施いたしました。内容につきましては、記載のとおりでございます。  50ページをお開きください。07事業、繰越明許、交流促進センター機能強化事業につきましては、国の地域住民生活等緊急支援交付金を活用した平成26年度からの繰越事業で、こちらにつきましても、道の駅清川の登録に向けた道の駅看板設置工事や冷蔵設備等購入費など、設備機能の充実を図りました。内容につきましては記載のとおりでございます。  次に、4目、畜産業費、01事業、畜産環境対策事業につきましては、畜産業者が実施いたしました浄化槽整備にかかる借り入れ資金に対する利子補給を行いました。なお、繰上償還によりまして平成27年度をもって完済をいたしました。  次に、5目、農地費、01事業、農地事務事業は、上堀用水路の漏水による隣接地への被害を防止するための修繕を行いました。  51ページになりますが、6目、鳥獣・ヤマビル被害対策費は、鳥獣害による農作物及び生活被害の軽減を図るため、四つの事業を実施いたしました。01事業、有害鳥獣等被害対策事業は、イノシシの管理捕獲及び小動物の処分を行いました。  02事業、特定鳥獣被害対策事業は、52ページにわたりますが、ニホンジカの管理捕獲やサルの追い払いなどのほか、農作物を鳥獣被害から守るための電気柵等の補助を行いました。実績等につきましては記載のとおりでございます。  次に、03事業、ヤマビル被害防除対策事業は、住民販売用及び登山者用のヤマビル駆除剤、忌避剤の購入を行いました。  04事業、広域獣害防止柵事業につきましては、ページが53ページにわたりますが、既存獣害防止柵の点検・補修のほか、柳梅地区に獣害防止柵を新設いたしました。  次に、2項、林業費、2目、林業振興費は、森林の公益的機能の向上及び森林環境の保全を図るため、四つの事業を実施いたしました。02事業、林業形成促進事業は、森林所有者みずからが行う造林事業等に対し補助を行いました。  03事業、協力協約事業は、水源の森林エリア内において村と協力協約を締結した森林所有者に対し、造林事業等の補助を行いました。  54ページをお開きください。04事業、水源地域森林保全育成啓発事業は、清川七福神径路の維持管理を行いました。  05事業、水源環境保全・再生事業につきましては、ページが55ページにわたりますが、第2期水源環境保全・再生計画の4年目といたしまして、中山の里整備事業、村有林整備事業及び施業代行による民有林整備事業を実施し、森林機能の向上に努めました。実績につきましては記載のとおりでございます。  次に、3目、猟区運営費、01事業、猟区運営事業は、清川村猟区の適正な管理運営に努めました。捕獲実績等は記載のとおりでございます。  6款、商工費、1項、商工費、2目、商工振興費は、商工業の振興を図るため、三つの事業を実施いたしました。01事業、商工振興事業は、56ページにわたりますが、商工業者の経営安定を図るための融資事業のほか、住宅リフォーム助成事業を行いました。実績は記載のとおりでございます。  02事業、商工支援事業は、商工団体育成補助のほか、ふれあい買い物市の助成を行いました。  03事業、繰越明許、商品券販売事業は、国の地域住民生活等緊急支援交付金を活用した平成26年度からの繰越事業で、プレミアム付商品券を発行し、地域経済活性化を図りました。発行した3,000部は完売いたしまして、使用率は99.49%でありました。  57ページになりますが、中段の3目、勤労福祉費、02事業、勤労者生活資金融資事業は、勤労者の生活安定と向上を図るため、生活資金融資を行いました。  次に、4目、観光費は村の観光振興を図るため三つの事業を実施いたしました。01事業、観光対策事業は、ページが58ページにわたりますが、宮ヶ瀬地区のイベント補助のほか、平成27年3月に誕生した清川村マスコットキャラクター「きよりゅん」の啓発物品の作成及び啓発用品作成用の備品購入を行いました。  03事業、観光施設管理事業は、公衆トイレなどの維持管理のほか、大噴水霧噴水施設の修繕及び宮ヶ瀬水の郷地区の公衆トイレ改修工事を行いました。  59ページになります。1事業飛びまして中段の05事業、繰越明許、観光施設管理事業では、平成26年度からの繰越事業で、金沢キャンプ場の解体工事を行いました。  次に、5目、ふれあいセンター管理費は、別所の湯の適正な管理運営に努めました。主な事業といたしましては、02事業、ふれあいセンター施設管理事業で、60ページにわたりますが、機械設備等の維持管理及び修繕のほか、加圧給水ポンプ交換工事を行いました。  以上で、産業観光課が所管します事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 髙足まちづくり課長。 ○まちづくり課長(髙足光明君) 続きまして、まちづくり課所管の事務事業につきまして、ご説明いたします。説明書の13ページをお開きください。  下段の2款、総務費、1項、総務管理費、3目、財政管理費、02、電子入札共同運営事業でございますが、神奈川電子入札共同システムの運営により、入札参加資格者の登録受付業務を実施しました。  ページ飛びまして、46ページをお開きください。下段の4款、衛生費、2項、清掃費、3目、し尿処理費、01、し尿処理事業につきましては、し尿及び浄化槽汚泥の収集運搬、処分業務を実施しました。収集実績につきましては、記載のとおりでございます。  ページ飛びまして、57ページをお開きください。上段の6款、商工費、1項、商工費、3目、勤労福祉費、01、勤労者等住宅資金利子補給事業につきましては、住宅の新築及び購入等のため、金融機関から融資を受けた資金の利子に対し、一部の補助を行いました。利子補給の実績につきましては、記載のとおりでございます。  ページ飛びまして60ページをお開きください。下段の7款、土木費、2項、道路橋梁費、1目、道路橋梁維持費、01、道路橋梁維持補修事業につきましては、61ページにわたりますが、村道の適正な管理と機能向上を図るため、橋梁長寿命化修繕工事のほか、道路維持工事を3件、委託事業を3件、道路修繕工事を11件、また冬季における除雪等の作業を10回実施しております。内容につきましては、記載のとおりでございます。  次に、下段の2目、道路新設改良費、01、道路新設改良事業につきましては、村道の機能向上と道路交通の安全確保を図るため、委託事業としましては、村道谷太郎下道線測量設計業務のほか道路改良にかかる委託業務を3件、工事としまして、柿坂大六天線新設工事を実施しております。  また、62ページに続きますが、平成26年度から事故繰越しをしました村道柿坂大六天線の用地の登記事務等を行い、用地の購入等を行いました。内容につきましては記載のとおりでございます。  次の5項、住宅費、1目、住宅管理費、01、村営住宅管理事業につきましては、村営住宅6棟の施設の円滑な管理運営を行いました。  次に、02、借上型村営住宅推進事業につきましては、7棟の賃借料等の支出をいたしました。  次に、63ページに移りまして、6項、土地政策費、1目、土地政策費、03、木造住宅耐震促進事業につきましては、木造住宅の耐震化を強化するため、耐震診断にかかる経費について補助をいたしました。  以上で、まちづくり課が所管しています事務事業の説明を終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長(杉山義則君) 続きまして、教育委員会所管の主な事務事業につきまして、ご説明申し上げます。説明書の66ページをごらんください。上段になります。  9款、教育費、1項、教育総務費、1目、教育委員会費につきましては、教育委員の報酬及び研修等にかかる事務的経費を支出しました。  次に、3目、教育指導費につきましては、本ページから68ページにわたりますが、教職員と児童・生徒等の各種検診、また、教育指導及び学校教育の円滑な運営と教育効果の向上を図るための経費を支出しました。  主な事業といたしまして、66ページ下段から次のページにわたりますが、02、教育指導相談事業では、前年度に引き続き、臨時職員の指導主事兼訪問教育相談員を配置して指導体制の強化に努め、教育に関する専門的な指導、助言や支援を行うとともに、保護者等からの教育相談に対しても充実を図りました。  次に、03、特色ある学校づくり推進事業では、小規模校という利点と地域の特性を生かしたきめ細やかな取り組みを行いました。確かな学力を育む学習指導法の工夫として、小・中学校に学習指導員等を必要に応じた人数を配置し、さまざまな学習場面等において学級担任の補佐を行うなど、学級の円滑な運営を図りました。  また、きよかわ学びづくり推進事業では、家庭・地域・学校間の連携を図るとともに、各校園における教員の授業力向上を図るため、外部講師を招き、校内研究を行い、子どもたちの学力向上につなげました。  また、基礎・基本確認テストは意識調査とともに平成27年度も継続して実施し、児童・生徒の学力や家庭での学習状況を把握することで今後の指導計画や指導法の改善につなげ、基礎学力の定着及び学力の向上を図りました。  また、英語活動の推進を図るために、外国人指導助手(ALT)を活用して幼稚園から英語になれ親しむ環境を整え、発達段階に応じた指導を行うとともに、幼・小・中の円滑な接続を行い、英語科の学力向上を図りました。  次に、68ページの04、高等学校・大学等通学費補助事業では、バス通学等における交通費等の一部を補助しました。補助の実績状況につきましては、記載のとおりでございます。  次に、07、小・中学校入学祝金支給事業では、小学校及び中学校の入学式において祝い金として保護者に対し支給いたしました。人数等につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして69ページの4目、給食センター管理費につきましては、栄養バランスのとれた安心でおいしい給食を安定的に提供するため、調理員等の人件費を初め、センターの適切な運営及び施設の維持管理等にかかる経費を支出しました。  続きまして、次のページにわたりますが、2項、小学校費、1目、学校管理費につきましては、小学校用務員の人件費を初め、小学校の適正な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出しました。なお、施設の改修工事等につきましては、校内LAN設置のほか、記載のとおりでございます。  続きまして、71ページ上段をごらんください。3項、中学校費、1目、学校管理費につきましては、中学校用務員の人件費を初め、中学校の適正な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出しました。なお、施設の改修工事等につきましては、校内LAN設置のほか、記載のとおりでございます。  続きまして、72ページをごらんください。4項、幼稚園費、1目、幼稚園管理費につきましては、幼稚園教職員等の人件費を初め、園の適正な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出しました。  続きまして、73ページをごらんください。5項、社会教育費、1目、社会教育総務費につきましては、本ページから76ページにわたりますが、社会教育、青少年教育及び文化財保護行政の推進を図るため、各種事業の実施にかかる経費を支出しました。  主な事業といたしまして、02、清川村成人式では、新成人の代表たちによる実行委員会形式により、当初から企画立案に参加してもらい、新成人にとって思い出に残る清川らしい成人式が実施できました。  次に、04、男女共同参画推進事業では、男女共同参画の実現に向けた取り組み事業として、「きよかわ学級」を位置づけ、その開催を婦人団体でございます煤ヶ谷婦人会にお願いをいたしました。事業内容につきましては、記載のとおりでございます。  次に、74ページ下段をごらんください。次ページにわたりますが、07、文化振興事業では、村の文化協会と共催して文化作品展や芸能発表会を開催しました。  次に、75ページの08、青龍祭では、村の伝統文化として後世に伝承するとともに、村の活性化、村民の触れ合い、地域福祉の向上と青少年の健全育成を図ることを目的に、猛暑の中ではございましたが、保存会の皆様を初め、各種団体のご協力をいただき開催することができました。  次に、次ページにわたりますが、09、青少年健全育成推進事業では、夏休み期間を利用し、近隣市町の広域にわたる中学生による交流、洋上体験研修が行われ、本村からは10名の中学生が参加しました。また、昨年度から新たに海を持つ真鶴町の小学生との交流体験事業を始めました。本村からは小学4年生から6年生までの13名の参加があり、内容的には真鶴町の学芸員にご協力をいただき、真鶴町の三ツ石海岸で磯の生き物の観察等を行いました。  次に、76ページの10、放課後こども教室事業では、子どもたちの放課後の居場所づくりと学習の場を提供することで青少年の健全育成を図りました。教室の開催状況等につきましては、記載のとおりでございます。  次に、11、清川村史編さん事業では、編さん委員が中心となり、前年度から繰り越された業務を含め、引き続き資料の収集・調査等を行い、一部原稿の執筆を行いました。また、これまでの調査において発見されました貴重な資料等を住民へPRするため、「村史だより」の発行やせせらぎ館において展示会を行いました。  続きまして、77ページをごらんください。上段になります。2目、生涯学習センターせせらぎ館管理運営費につきましては、施設の適正な維持管理並びに運営にかかる経費を支出しました。  続きまして、3目、図書館管理費につきましては、住民に親しまれる図書館として、蔵書の充実や読書活動の普及、また利用促進を図るための活動にかかる経費を支出しました。  続きまして、78ページをごらんください。中段になります。6項、保健体育費、1目、保健体育費につきましては、次ページにわたりますが、住民の健康増進とスポーツ振興を図るため、体育祭を初め、夏季プールの一般開放、清川やまびこマラソン大会など、各種事業の開催にかかる経費を支出しました。  新たな事業といたしまして、79ページ中段をごらんください。05、市町村対抗神奈川駅伝競走大会では第70回目の記念開催となる昨年度、全市町村が出場するオール神奈川になるよう県の思いが強く、出場予定のなかった本村と真鶴町及び湯河原町の3町村が県と協議・検討の末、合同チームを急遽結成することになり、オープン参加ではございましたが、本村から2名の選手が出場しました。  続いて、最後になりますが、2目、運動公園管理費につきましては、管理人の人件費を初め、運動公園の適正な維持管理並びに運営にかかる経費を支出しました。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。午前11時5分まで休憩します。      ―――――――――――――――――――――――――――――               午前10時47分 休憩               午前11時05分 再開      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。議事を続行します。  次に、国民健康保険事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。平田税務住民課長。 ○税務住民課長(平田勝彦君) それでは、平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計の決算の概要と主な施策の成果について、説明させていただきます。  決算説明書89ページをごらんください。平成27年度の決算は、歳入総額5億1,679万4,724円、歳出総額5億150万2,836円で、歳入歳出差引額は1,529万1,888円となり、前年度と比較して、歳入は4.6%の増、歳出は5.6%の増となりました。また、年度末現在の財政調整基金保有額は48万687円で、前年度の保有額から1,399万9,456円の減となりました。  次に、歳入につきましては、国民健康保険料が前年度対比5.8%減の8,933万8,241円となりました。内訳は、一般被保険者分が8,556万6,066円、退職被保険者分が377万2,175円となりました。  収納率は、一般と退職をあわせて、現年度分が前年度比1.1ポイント増の95.0%、滞納繰越分が前年度比1.6ポイント減の19.7%となりました。  次に、90ページにかけて、国庫支出金は前年度比18.3%減の9,739万1,363円、退職者医療制度にかかる療養給付費交付金は前年度比62.0%減の852万9,000円、前期高齢者交付金は前年度比31.8%増の8,707万6,347円、県支出金は前年度比29.6%減の3,270万501円となりました。  次に、高額医療費等に対する共同事業交付金は前年度比97.7%増の1億2,532万638円、財政調整基金利子の財産収入は前年度比98.1%減の544円、繰入金は前年度比9.5%増の6,013万2,675円、繰越金は前年度比38.7%減の1,629万6,435円、諸収入は一般被保険者保険料延滞金や村預金利子などで8,980円となりました。  また、国民健康保険料の歳入全体に占める割合は17.3%で、前年度に比べて1.9ポイントの減となりました。  次に、歳出につきましては、総務費が前年度比25.9%減の2,064万2,259円、医療費にかかる支出金は、保険給付費は前年度比9.1%減の2億8,876万9,297円、後期高齢者支援金等は前年度比1.7%増の5,823万5,945円、前期高齢者納付金等は前年度比9.3%減の4万704円、老人保健拠出金は前年度と同額の1,834円、介護納付金は前年度比12.4%減の2,394万1,511円、共同事業拠出金は前年度比132.4%増の9,409万9,293円となりました。保険給付費が歳出全体に占める割合は57.6%となってございます。また、保険事業費は前年度比1.1%減の537万8,300円、基金積立金は前年度比98.1%減の544円、諸支出金は一般被保険者の過誤納付保険料還付金が21万1,241円、精算による国庫支出金の返納金が880万7,297円、療養給付費交付金返納金が136万1,111円となりました。  91ページをごらんください。医療費の診療区分別件数内訳の前年度比率及び92ページから101ページは、歳出の成果説明書で、記載のとおりとなってございます。  また、参考資料といたしまして、102ページから104ページは、加入状況と決算の状況となってございます。  以上、平成27年度の決算につきまして、概要並びに実施状況につきまして、ご説明申し上げましたので、ご審議の上、原案どおりご認定賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 次に、簡易水道事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。髙足まちづくり課長。 ○まちづくり課長(髙足光明君) 平成27年度清川村簡易水道事業特別会計の歳入歳出決算の概要と主な施策の成果につきまして、ご説明いたします。説明書の105ページをお開きください。  平成27年度の決算につきましては、歳入総額が7,195万4,642円、歳出総額が6,421万1,346円で、歳入歳出差引額は774万3,296円となっており、実質収支額も同額決算となってございます。  歳入につきましては、水道使用料が5,415万2,221円で、歳入全体の75.3%を占めており、前年度より0.1%の減となっております。また、加入負担金が159万8,400円で、前年度繰越金は641万381円となってございます。  歳出につきましては、総務費が3,580万7,346円で、歳出全体の55.8%を占めており、前年度より0.7%の減となっております。  また事業費は、2,840万4,000円で、橋梁添架に伴う配水管添架設計業務委託及び接合井ほか電気計装設備改修工事を実施しました。  106ページに続きますが、水道施設・設備更新事業費の減によりまして、前年度より42.5%の減となっております。  次に、説明書の107ページから109ページにつきましては、歳出の科目別での成果説明書でございます。  また110ページ、111ページにつきましては、平成27年度で実施しました各種事業の実績表でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  続きまして、112ページの参考資料、上段の実質収支の状況でございますが、前年度と同様に黒字決算となっており、実質収支額につきましては、前年度より20.8%の増となっております。  また、下段の歳入歳出内訳につきましては、科目別の前年度決算額との比較状況でございます。  ページ変わりまして、113ページ上段の水道業務の状況でございますが、給水人口につきましては、転出等による人口減少に伴いまして、前年度より1.3%の減となっております。また、水道使用料の算出基礎となっております年間総有収水量につきましては、前年度より0.2%の減となっております。  続きまして、下段の期別水道使用料調定額及び期別水道使用水量につきましては、期別の前年度数値との比較状況でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  以上、平成27年度清川村簡易水道事業特別会計の歳入歳出決算につきまして、概要並びに実施状況をご説明申し上げました。ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 次に、下水道事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。髙足まちづくり課長。 ○まちづくり課長(髙足光明君) 平成27年度清川村下水道事業特別会計の歳入歳出決算の概要と主な施策の成果につきまして、ご説明いたします。説明書の115ページをお開きください。
     平成27年度の決算につきましては、歳入総額が1億9,573万5,916円、歳出総額が1億9,127万9,865円で、歳入歳出差引額は445万6,051円となっており、実質収支額も同額決算となってございます。  歳入につきましては、使用料及び手数料が3,510万4,746円で、歳入全体の17.9%を占め、前年度より0.4%の減となっており、受益者分担金につきましては159万円、国庫補助金は626万4,000円となってございます。また、一般会計繰入金は1億3,970万円で、歳入全体の71.4%を占め、前年度より4.8%の減となっており、前年度繰越金につきましては、687万3,540円、村債は下水道施設整備事業債として620万円を借りてございます。  歳出につきましては、総務費が9,990万5,050円で、歳出全体の52.2%を占めており、116ページに移りますが、前年度より8.0%の減となっております。また、新たに下水道事業長寿命化計画にかかる経費として1,253万7,849円で、歳出全体の6.6%を占めております。  公債費は前年度と同額の7,883万6,966円で、歳出全体の41.2%を占めております。  次に、説明書の117ページから119ページにつきましては、歳出の科目別での成果説明書でございます。  また、120ページ、121ページにつきましては、平成27年度で実施した事業の実績表でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略をさせていただきます。  続きまして、122ページの参考資料、上段の実質収支の状況でございますが、前年度と同様に黒字決算となっており、実質収支額につきましては、前年度より35.2%の減となっております。また、下段の歳入歳出内訳につきましては、科目別の前年度決算額との比較状況でございます。  ページ変わりまして、123ページの上段は、下水道の普及状況でございますが、転出等による人口の減少に伴いまして、水洗化人口は前年度より40人の減、2,832人となりまして、水洗化率は、95.3%となってございます。また、本年度での下水道への接続件数は、8件でありました。  続きまして、下段の処理場の運転状況でございますが、年間総流入水量につきましては、前年度より4.48%増の39万4,394立方メートルとなっております。また、下水道使用料の算出基礎となります年間有収水量につきましては、前年度より0.27%減の38万1,824立方メートルとなっております。  以上、平成27年度清川村下水道事業特別会計の歳入歳出決算につきまして、概要並びに実施状況をご説明申し上げました。ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 次に、介護保険事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。伊従保健福祉課長。 ○保健福祉課長(伊従利希君) 平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の概要並びに主要な施策の成果につきまして、説明いたします。決算説明書125ページをお開きください。  平成27年度の決算につきましては、歳入総額2億6,199万3,370円、歳出総額2億4,052万2,471円で、歳入歳出差引額は2,147万899円でありました。前年度決算額に比較しますと、歳入では4.0%の増、歳出では3.8%の減となりました。  歳入につきまして、ご説明申し上げます。介護保険料につきましては、6,367万1,327円となっております。収納率につきましては、98.2%となっております。国庫支出金は4,864万2,956円、支払基金交付金は6,993万6,897円、県支出金は3,521万585円でした。財産収入は、2,699円となっております。繰入金は、介護給付費繰入金の2,758万735円、一般会計繰入金1,373万9,654円、地域支援事業費繰入金48万3,257円、低所得者保険料軽減繰入金の31万7,544円でした。繰越金は177万5,653円で、諸収入は預金利子、県町村情報システム共同事業組合から情報システム等助成金などで63万2,063円となっております。  126ページをお開きください。歳出につきましては、総務費が1,527万3,945円、保険給付費にかかる支出は、介護サービス等諸費が2億226万4,955円、介護予防サービス等諸費が474万6,344円、その他諸費が13万7,706円、高額介護サービス等諸費が442万3,605円、高額医療合算サービス等費が36万2,703円、特定入所者介護サービス等費が871万4,470円で、保険給付費の歳出全体に占める割合は91.7%でした。  地域支援事業費は、介護予防・日常生活サービス事業費が128万7,491円、一般介護予防事業費が89万5,690円、包括的支援事業・任意事業費が107万8,774円でした。また、介護保険給付費支払基金の利子分として、2,699円を積み立てました。諸支出金につきましては、転出や死亡等による第1号被保険者保険料還付金が4万8,855円、前年度の介護給付費及び地域支援事業等にかかる負担金の精算金として、国庫負担金返納金が126万7,886円、支払基金交付金返納金が9,192円、県支出金返納金が8,156円でした。  次に、成果説明書の127ページから137ページにつきましては、歳出の概要について、目ごとに記載してございますが、ただいまご説明申し上げました同じ内容となりますので、説明を省略させていただきます。  138ページをごらんください。参考資料につきまして、ご説明いたします。1、収支の状況、2、歳入歳出の内訳につきましては、ただいまご説明申し上げました決算額の数値となっております。  139ページをごらんください。3、被保険者の状況ですが、総人口3,033人、第2号被保険者が1,091人、第1号被保険者が952人となっております。  4、所得段階別保険料賦課状況につきましては、全体で962名の方の各所得別段階の被保険者数の内訳となっております。  5、介護保険料賦課収納状況につきましては、先ほどご説明させていただきましたが、特別徴収・普通徴収あわせました収納率は、98.2%となっております。  140ページになります。6、介護認定審査状況につきましては、認定審査会は毎月行っており、申請件数は148件、申請取り下げは3件、審査判定件数は145件となっております。  7、要介護・要支援認定者状況につきましては、各月末の認定者数を表にしてあります。3月末の時点では、126名の認定者数となっております。  141ページになります。8、居宅介護(支援)サービス等受給者数につきましては、在宅介護、施設介護の区分ごとに表にしてあります。  9、サービス区分別利用額につきましては、月平均在宅サービスで12万2,179円、施設サービスでは21万7,909円という状況になっております。  以上、平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の概要並びに主要な施策の成果につきまして、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 次に、後期高齢者医療事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。平田税務住民課長。 ○税務住民課長(平田勝彦君) 平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計の決算の概要と主な施策の成果について、説明させていただきます。決算説明書143ページをごらんください。  平成27年度の決算は、歳入総額6,285万4,137円、歳出総額6,133万796円で、歳入歳出差引額は152万3,341円となり、前年度と比較して、歳入では12.8%の増、歳出では13.9%の減となりました。  次に、歳入につきましては、後期高齢者医療保険料が2,660万2,890円で、前年度比8.3%の増となりました。繰入金は、当村や広域連合の事務費及び療養給付費等の村定率負担分等の一般会計繰入金で3,429万5,908円、前年度比12.2%の増となりました。繰越金は190万9,908円で前年度比283.5%の増、諸収入は神奈川県後期高齢者医療広域連合からの保険料還付金として4万4,110円、預金利子は1,321円で前年度比52.3%の減となりました。  次に、144ページにかけて歳出につきましては、総務費が135万2,182円で前年度比4.4%の減、後期高齢者医療広域連合納付金は5,992万5,446円で前年度比14.4%の増、諸支出金は過年度過誤納保険料還付金5万1,160円、一般会計繰出金2,008円で前年度比16.3%の増となりました。  本年度における保険料の収納率は、現年度分は100%、滞納繰越分は33.1%となりました。また、広域連合納付金のうち保険料分は2,698万1,720円で前年度比16.3%の増、療養給付費等の村定率負担分は2,427万7,456円で前年度比16.6%の増となりました。  次に、145ページから146ページにつきましては、歳出の成果説明書で、記載のとおりとなってございます。  また、参考資料といたしまして、147ページは決算の状況、148ページは被保険者、保険料徴収、広域連合納付金のそれぞれの状況となってございます。  以上、平成27年度の決算につきまして、概要並びに実施状況をご説明申し上げましたので、ご審議の上、原案どおりご認定賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) これより、各会計の質疑に入ります。  最初に、平成27年度清川村一般会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。笹原議員。 ○2番(笹原和織君) それでは、質問及び確認をさせていただきたいと思います。決算説明書のほうで確認させていただきたいと思います。  63ページから始まっております、8款、消防費、1項、消防費、1目、非常備消防費関係ですけれども、まず、63ページ下段から消防救急業務費というのが説明されておりますけれども、これは昨年度までの応援協定に基づく費用負担であると思われますけれども、村長の決断によって広域化がなされたわけでして、来年度以降これがどのように扱われていくのかという確認をまず1点目とさせていただきたいと思います。  そして、2点目、64ページから04として消防広域化事業に関する費用、そして、02として消防施設・設備維持管理業務という形で支出がなされていくわけですけれども、これが今年度から実施されました広域消防にかかわる費用であるというふうに思いますけれども、今年度に関しては、今年度から建設、運用、施設装備品も含めてという形で非常に多くの費用が発生したわけですけれども、今後、この中でどのようなものが恒常的な費用として見込まれていて、次年度以降どのように負担が続いていくであろうかという見込みをお聞かせ願えればというふうに思います。  以上、2点質問させていただきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬総務課長。 ○総務課長(川瀬久弥君) ただいま笹原議員さんからご質問がありました、まず1点目の救急業務等応援出動負担金についてご説明をさせていただきます。  この負担金につきましては、笹原議員さんご指摘のとおり平成28年度から厚木市との消防の広域化が行われておりますので、平成27年度をもってこの負担をすることはございません。  また、その次に、消防の広域化が開始されたことに伴いまして、どのようなものがかかわっていくのかというご質問だったと思いますけど、平成27年度は主に初期投資の支出となってございます。その辺につきましては、04事業で整理がされているところでございます。今後は、主に清川分署の職員の人件費と清川分署の施設設備の維持管理費、費用がかかってきます。参考に、平成28年度当初予算で見ますと、消防広域化経費負担金が1億3,289万円。分署施設設備の維持管理費が316万円の合計で1億3,600万円くらいとなってございます。  ただ、ここにあります02事業の消防施設・設備維持管理業務につきましては、消防団等、また、役場消防隊等の業務の設備費となってございまして、今年度からは、分署施設設備の維持管理費については別立ての事業をもって詳しく計上してございますので、区分をされているところでございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 笹原議員。 ○2番(笹原和織君) もう一点、今のに関連して、これも確認ということになりますけれども、応援協定が廃止されますと、清川分署の分隊が当然のことながら厚木に行っていると、村外に出動しているという場合もあるでしょうけれども、その場合、やはり従来どおり愛川町、あるいは秦野市さんからの協力が発生してくると思いますが、そのような部分に関する費用負担に関しては、どのようになっているでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬総務課長。 ○総務課長(川瀬久弥君) 応援につきましては、消防団の応援はまだ残ってございます。村にも消防団ございますので、これはバーターですから、うちの消防団が手伝いに行った場合は無償で、向こうから手伝ってくれたときも無償になります。  また、消防の広域に伴いまして、厚木消防が愛川町、または秦野市、これらのところに行った場合はやはりバーターの考えでございまして、無償でお互いさまという形の中で応援協定を結んでいるということになってございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 笹原議員。 ○2番(笹原和織君) 救急に関しても同様というふうに考えてよろしいですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬総務課長。 ○総務課長(川瀬久弥君) 救急に関しても、救急車が外から厚木市さんじゃなくて、愛川町さんが宮ヶ瀬に来た場合もお互いさまという形になりまして、厚木市が愛川に行く場合と同じことになってございます。ただ、その中で発生したものについては、一部負担をすることになってございますが、基本的にはお互いさまというような考えで行っております。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) それでは、私のほうから何点か質問をさせていただきたいと思いますが、ちょっと区切って質問をしたいと思います。  まず1点目でありますけれども、一般会計の歳出の中で、不用額が1億1,205万4,377円ということでありますけれども、主な理由とそれから、不用額の取り扱いでありますけれども、これは例えば入札の残とか、あるいは、経費の節減に努めて不用額が出ちゃったということであれば問題はないと思いますけれども、そうした中で未執行、あるいは当初の計画の何らかの理由により減少、減少といいますか、そういったことであればちょっと問題なのかなと、こんなふうに思いますので、ちょっとお尋ねをさせていただきたいと思います。  それから、2点目ですけれども、村税が前年対比2.0%の減ということで、年々自主財源が減少している状況にあるわけでありますけれども、そうした中で、この減少分の補填というのは恐らく基金から取り崩しだと考えますけれども、現状の財政調整基金等については残額、それから、調整基金の二、三年の推移と今後の運用の考え方、見通し、この辺を伺っておきたいと思います。  それから、3点目でありますけれども、成果説明書の中の文章の中で、いわゆる財政運営に当たっては、村税の徴収率の向上等、自主財源の確保、依存財源の確保、財源の効率的な配分、経営経費の節減、合理化を図ったということでありますけれども、ちょっと具体的にもしわかれば説明をしていただければと思います。  それから、4点目でありますけれども、決算説明書の16ページに、2款、総務費、事業名10の人口増・定住促進推進事業ということで、滝ノ沢姥石地区土地利用業務委託料、これが265万6,800円、決算となっておりますけれども、この成果の内容とそれから、今後の展開についてお伺いをしておきたいと思います。  ちょっと項目あれなので、ここで一旦切らせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田政策推進課長。 ○政策推進課長(折田克也君) 細野議員から4点ほどご質問いただきました。まず、1点目の不用額1億1,205万円、これの内訳とその内容についてでございます。決算書12ページから15ページ、ごらんいただきますと各款ごとの不用額が出てございます。こちら、不用額の大きい順に申し上げますと、まず、民生費の3,906万8,000円、こちらとあと、総務費の1,779万3,000円、商工費の1,045万円、また、消防費の1,024万7,000円、こちらが主に大きな不用額となっておりまして、こちらを合わせますと約7割の不用額となってございます。不用額の大きい順に申し上げますと、まず、民生費の3,906万円ですけども、こちら主な理由は、社会福祉費の国民健康保険事業特別会計繰出金、こちらになっておりまして、こちらは転出などによりまして、国民健康保険の被保険者が減少したことによりまして、医療費が見込みより減少し、その結果、繰出金が不要になったものでございます。  次に、総務費の1,661万2,000円ですけども、こちらの主な理由につきましては、総務管理費の一般管理費で、急な事務事業に対応できるよう臨時職員の予備的計上をしておりましたが、急の欠員もなかったため不用額となったものでございます。  次に、商工費の1,045万円ですけども、こちらは商工費の観光費で、金沢キャンプ場の解体工事、こちらと水の郷公衆トイレ改修の執行残によるものでございます。  最後に消防費の1,024万7,000円でございますけども、こちらの主な理由は、消防費の非常備消防費で、消防広域化の負担金の減額によるものでございます。先ほど、細野議員の質問にありましたとおり、不用額の発生原因といたしましては、事務の改善や工夫による執行努力や人件費実績、競争入札の結果、当初予定していた金額を下回る金額で契約できたことによります契約差金、予算要求の際の積算課題など、さまざまな理由がございます。ただいま申し上げましたところは事務の改善の工夫ですとか、事務の効率化、あと、契約差金、こういったものもあったところでございますが、中には過大な見積もり、こういったものによる原因もあったところでございます。今後、過大な不用額が出ないよう適正に予算を見積もり、予算編成を行っていきたいというふうに感じております。  続きまして、村税の減額に伴いまして、自主財源構成比が68.2%になり、今後の基金の運用見込み、残高の推移でございますけども、平成27年度につきましては、消防施設整備事業債と臨時財政対策債を記載したことによりまして、大幅に依存財源の率が上昇したことに伴い、自主財源の率が下がりました。  また、財政調整基金でございますけども、28年度も約2億円の取り崩しを予定しておりまして、平成26年度では13億900万円、27年度では12億6,200万円、28年度末では11億2,100万円の残高の予定となっております。  財政調整基金でございますけども、一般的に標準財政規模の10%が適正と言われておりまして、清川村の平成27年度の標準財政規模が16億6,500万円ですので、財政規模的には十分な基金があるのではないかと言えると思います。  ただ、条例によりまして、基金の目的を災害の復旧や地方債の繰り上げ償還、その他財政の不足が生じた際の財源と定めておりますので、目的に沿って、こちらのほうは運用してまいりたいというふうに考えております。  続きまして、財政運営に当たりまして、村税の徴収率の向上、自主財源の確保、財源の効率的な配分、経常経費の削減、合理化、こういった具体的な取り組みでございますけども、まず、自主財源の確保でございますが、村税の徴収につきましては、未納者に対して督促状の発送から預金調査などを行いまして、場合により差し押さえなどを実施して徴収率の向上に努めているところでございます。  財源の効率的配分でございますが、対象経費が定められた交付金、補助金、こういったもので担当課の把握していない補助金につきましては、毎年度各課から要求が挙げられた事業の中から対象事業となり得る事業を選定いたしまして、優先度の高い順に事業を実施しております。  また、経常事業の削減、合理化といたしましては、継続的な取り組みではございますが、各種システムの開発、導入に当たりまして、パッケージの活用ですとか、県内町村での一括購入、ごみ排出量の低減、省エネルギー型機器の導入により平成27年度も一定の効果が得られているところでございます。  最後に、滝ノ沢姥石地区土地利用検討業務委託料の内容についてでございますけども、清川村総合計画で目標とします人口3,500人を達成するために、滝ノ沢姥石地区、こちらへリポートでございますけども、こちらの村有地を利活用し、周辺自治体に存在する企業からの定住者を呼び込むために、村の自然環境を生かした低価格で安全に配慮した住宅地の造成費用等の積算を実施いたしました。売却期間を3年としまして、20年後の収支状況を幾つかの異なる条件で試算しております。採算性の中では黒字の出ている想定案もあります。  へリポートの代替地などの課題もございますので、今後の移住・定住対策の候補地とあわせて検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) ありがとうございました。それでは、何点かちょっと再質問をさせていただきたいと思いますけれども、不用額につきましては、いろいろご苦労されたということでありますけど、個々の繰出金、あるいは臨時職員の手当てがなかったと、こういうこと。後は、工事等の執行残ということでありますので、適切だと考えております。ただ、先ほど、答弁の中で過大な予算の見積もりという部分がなんかちょっとあったと思いますけれども、こうしたことについては、予算査定時にご注意をいただきながら適正な予算額を設定していただきたいと思いますので、これは要請をさせていただきたいと思います。  それから、村税の中で、いわゆる2.0%ずつ減っていくということでありますけれども、今、ご答弁いただきましたとおり28年度末、11億何千万円という残額が想定されているようでありますけれども、また28年度、2億の取り崩しですかね、それにちょっと今、理解をしましたけれども、この基金につきましては、先ほどちょっとご答弁にもありましたけれども、災害等に備えた面も多々あるわけでありますので、適正な基金運用をしていただきたいと、このように思います。  それから、財政運営に当たってのいろいろちょっと質問をさせていただきました。そうした中で、滞納整理に努めていただいたということ、それから、補助金については優先度をきちんと評価をして、効果の高い事業から優先して経費の節減を図ったと、こういったことであろうかと思います。今後もそうした経常経費の節減等についてお図りいただければと思いますので、これも要請をさせていただきたいと思います。  それから、4点目の定住促進の関係で、へリポートの場所ということでありますけれども、企業従事者の住宅といいますか、そういうオーダーということでありますけれども、企業の従事者というのは村外の従事者の取り入れという考え方なのか、その辺についてはちょっとお尋ねをさせていただきたいということと、もう一つは、過日配付をいただきました実施計画の総合評価、この中で定住促進については、村営住宅整備促進事業を含めてほとんど評価がCなんですね。ということは、課題が多くて見直しが必要なんだよということでありますので、この辺について、費用対効果とその辺の推進方法についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田政策推進課長。 ○政策推進課長(折田克也君) ただいま、ご質問いただきましたへリポートの移住促進でございますけども、こちら、例えば厚木市ですとか、森の里地区、大きな企業がございますので、こういった企業に勤める方のベッドタウン的な住宅地、こういったことを想定しております。  また、先ほどの実施計画の総合評価がCということでございますけども、こちらは人口3,500人を想定して、まだ達成していないというところでCという評価になってございます。今後、中根地区ですとか、村内各所に移住・定住の村営住宅、または分譲地、こういった整備もしておりますので、こういったところで少しでも人口がふえるように担当課として努力しているところでございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) 了解しました。定住促進については、いろいろ課題が多いわけでありますので、慎重に進めていただきたいと思います。  それでは、後半のちょっと質問を何点かさせていただきたいと思いますけれども、まず、44ページの4款の衛生費、一般廃棄物最終処分場対策事業費が575万9,255円ということであります。この最終処分場につきましては、私は前からちょっと疑問を持っておりまして、そんなことも踏まえてちょっとお尋ねをさせていただきますけれども、最終処分場の設置の見送りに伴う地元対策費ということでありまして、地元、柿坂あすなろ会活動に対して報償費交付金、報償費と交付金なんですね。それから、集会施設の維持管理経費等の支出でありますけれども、これらの算定の根拠といいますか、それをちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  それから、次に48ページの農林水産業費、5款、この中で、交流センターの清流の館、この管理運営事業委託料300万円、この具体の内容が私、ちょっとよくわからないので、それと、指定管理者の評価、これについてお伺いをさせていただきたいと思います。  それから、次に、49ページの5款が同じく農林水産業費、05の清川村茶業活性化支援事業122万6,000円、これは基幹産業であるお茶の生産性の向上、それから、経営安定を図るということでありますけれども、現実的に成果が上がっているのかどうか、ちょっと私はわかりませんので、その辺と、それから、大型茶園の整備、それから、圃場管理の成果、そういったもの、あるいは、補助率は一体幾らなのかちょっとわかりませんけども、補助率とか補助対象者、その辺の内容についてお伺いをしておきたいと思います。  それから、ちょっと多くて恐縮ですけれども、あと2点ほど、6款の商工費、57ページ、商工対策事業、1,672万5,650円。観光客への観光PR事業の展開、これは村外のいろいろな場所でそういったPRをされたものだと思いますけれども、それから、イベント、観光振興団体への支援、観光振興と地域の活性化を図ったということであります。そこで、実際、この事業の中では入込観光客数というのが一体全体、今、どのぐらいふえているのか、あるいは活性化によって地元に経済効果がどのぐらいあったのか、それから、観光振興としての評価ですよね。それから、もし大きな課題でもあればお伺いをさせていただきたいと思います。  それから、59ページの6款、商工費、02、ふれあいセンターの施設の管理事業、4,336万3,497円。これはもちろんセンター維持管理にかかる経費でありますけれども、現実的にはこれから村の直営方式という形の中で実施をされているわけでありますけれども、ちょっと利用客の推移と経営の合理化、あるいは利用者の利便の向上についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩いたします。午後1時まで休憩します。      ―――――――――――――――――――――――――――――               午前 11時53分 休憩               午後  1時00分 再開      ―――――――――――――――――――――――――――――
    ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。質疑を続行します。  平田税務住民課長。 ○税務住民課長(平田勝彦君) それでは、柿坂あすなろ会に対する経費につきまして、説明させていただきます。  初めに、柿坂あすなろ会感謝協力金につきましては、平成18年6月より会が発足し、最終処分場の建設にさまざまな協力をいただきましたが、民間事業者の活用による焼却灰を全量資源化するとの方針の転換によりまして、最終処分場の建設は中止となったことから、今までの事業推進に係るあすなろ会の協力に対して、今後の地元の地域振興費等のために感謝協力金を支出させていただきました。  次に、柿坂あすなろ会調査研究活動交付金につきましては、あすなろ会の運営活動費等として、会議費、活動費及び地域振興費を支出させていただきました。  次に、最終処分場対策委員会集会施設維持管理経費につきましては、集会施設のプロパンガス代、水道電気料、下水道使用料を支出させていただきました。  次に、最終処分場対策委員会集会施設用地賃借料につきましては、用地130.38平方メートルの賃借料を支出させていただきました。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 大矢産業観光課長。 ○産業観光課長(大矢 正君) 続きまして、交流促進センターの関係、大型茶園の関係並びに観光対策の関係、ふれあいセンターの関係につきまして、産業観光課よりお答えをさせていただきます。  まず最初に、交流促進センターの管理運営についてでございますが、交流促進センターの管理運営につきましては、原則として生産者より販売手数料をいただきまして、それを管理運営費として充てることを基本としてございます。  村からの委託費300万円についてでございますが、指定管理者と締結しております基本協定書により販売手数料で賄えない部分については、300万円を限度として村が委託費として支出することとしてございます。  300万円の主な使途につきましては、販売の手数料においては販売員の賃金ですとか、一部の光熱水費等に充てられておりますが、設備の機械器具の点検や保守にかかる経費でありますとか、光熱水費等の経費につきましては、販売手数料で賄えない部分について、この委託料で賄っているところでございます。  また、昨年におきましては、11月21日から道の駅になったということで、販売額も例年と比較いたしますと、平成27年度中で1,700万円ほど増額となっておるところではございますが、道の駅となったことをきっかけに品数を豊富にそろえるため販売手数料を村内の20%を5%に、村外の方の30%を10%にする特別の手数料により27年度、運営をしておりましたので、通常の年と比べて、それほど大きな販売手数料の伸びがございませんでしたので、村からの委託費300万円を充当して運営費に充てているという状況でございます。  また、指定管理者の評価という点でございますが、これまで指定管理者のほうでは、販売品の充実に向けた登録者の積極的な登録並びにさまざまな品物を売るためにお酒の小売業の資格ですとか、食品衛生法の資格の許可などを積極的に指定管理者のほうで取得をしていただいているところでございます。  続きまして、大型茶園の関係でございますが、まず、大型茶園形成準備事業に係る事業主体につきましては、チャピュア清川でございます。昨年度実施しております大型茶園形成準備事業につきましては、第2期目、第1期に続きましては、その隣接する土地、約4,089平米を茶園として管理運営をしていただいてございます。こちらの補助経費についてでございますが、対象としているものにつきましては、圃場の借り上げ料、これ平米100円で借り上げる経費を対象にしておりまして、こちらの補助は10分の10の補助となってございます。  次に、圃場の管理費といたして、農薬や肥料代、あと、管理にかかる人件費につきましてもこちらも10分の10の補助としてございます。そのほか管理に係ります機械の購入については、10分の9という補助にしておりまして、昨年度につきましては、管理用の番刈機等購入をしてございます。  こちらの補助事業の成果ということでございますが、大型茶園、幼木を植えて茶園化していくものでございますので、もともと補助のほうは最初、幼木になってから成木になるまでなかなか茶葉が採取できないということで、5年間は補助金を交付していくということになっております。第2期の部分につきましては、まだ幼木から成木になっておりませんので、具体的な成果というものはまだ成果として成り立っていない部分はございますが、第2期の大型茶園にするに当たっては、余り管理の行き届いていない栗畑等を借り入れて、お茶畑に転換をしておりますので、一部荒廃地対策としての効果が出ているのではないかというふうに感じております。  また、そのほかとしましては、平成21年度から24年度を補助の対象期間として行いました第1期分、約9,700平米のところにつきましては、こちらはもう茶木のほうがある程度成木化しておりまして、既に茶葉の摘採がなされているところでございます。全体的に第2期が成木化されますと、全体で1万3,700平米ほどの茶園が一体化となるということで、茶園管理の効率化がより一層図られるものではないかというふうに思われます。  続きまして、観光対策事業についてでございますが、観光対策事業の1,672万6,500円の支出のうち、約86%に当たります1,445万円につきましては、宮ヶ瀬地区で行われておりますイベントへの交付金となってございます。  議員ご質問の観光入込客調査でございますが、平成27年度中の入り込み観光客は約185万人ほどでございました。平成26年度と比較しますと、39万人ほど増加をしてございます。一方、経済効果といたしまして、観光客の消費額は平成27年度で1億500万ほどの消費額となってございます。こちら、平成26年度の消費額が約1億2,400万ほどですので、2,000万ほど減少しているわけなんですが、村のほうで分析している要因といたしましては、ミーヤ館、旧ビジターセンターですね。あそこが休館になった関係でクラフト教室ですとか、そういうところへの参加者の自費負担などの減少並びにお土産代等が若干減少しているのかなというふうに担当課では分析をしているところでございます。  観光振興の課題でございますが、国のほうのいろいろな報告においては、日本人の旅行はだんだん個人旅行化してきておりまして、日本人も海外に行くことが多く、国内旅行のお客というのは頭打ちの状況であるというふうに言われております。一方、外国人観光客は非常に増加をしている状況がありますので、今後につきましては、外国人観光客の受け入れ態勢等の整備が必要になってくるのではないかというふうに考えてございます。  最後に、ふれあいセンターの事業の関係ですが、こちら、スタート当時から村が直営で行っていまして、平成25年度までは特別会計という形で運営をしてございました。直営方式の成果ということでございますが、ふれあいセンターは、一観光施設だけでなく、村民の福利厚生施設としての目的もございますので、村民に対しましては、65歳以上の方にはいきいきわいわいカード、65歳以下の方につきましては、6枚の優待券を配付してございます。  昨年の入館者につきましては、4万9,800人ほどございまして、平成26年度と比較いたしまして、1,500人ほど3.6%の増となってございます。また、このうち、いきいきわいわきカードや優待券を利用してふれあいセンターを利用された方につきましては、1万1,500人ほどおりますので、村民の利用も非常に高くなっておりますので、直営での一定の効果は上げているのではないのかなというふうに感じております。  利用者に対する利便性の向上でございますが、これまで回数券等を販売して利便性の向上等を図っているほか、これは利便性の向上とは直接つながらないかもしれませんが、時期に応じて一部の料金を割り引きしたりして利用客の増加に努めております。また、今年度からになりますが、フェイスタオルのほうを無料貸し出しを行って、全体的なサービス向上並びに利用客の向上に努めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) ご説明ありがとうございました。簡単に再質をさせていただきますが、まず、衛生費の関係ですけれども、今のお話を聞いていますと、協力に対して支出を対策費として支出をされているということは、これは物とか、そういうものに対するものじゃないですよね。あるいは、ちょっと精神的な補償というか、そっちの類なのかなと考えてはおりましたけれども、ちょっとその辺が理解できないといいますのは、今まで精神的、あるいはそういう協力とか形の見えない部分の中で、何ていうんですかね、こういうものを交付された例、私は知りませんので、ちょっと不思議だなという形でご質問をさせていただきました。  それで、一つだけちょっと確認をさせていただきたいのは、こういう支出については、一つの先例になるんだろうと思うんですよね。いろいろな事業やっていく中で協力金、あるいは報償金、あるいは交付金ですか。そういう部分は先例になるのであれば、やはりきちんとした基準をつくって交付をしていく、これが今後、村政進める上でも私は必要なのかなと思いますけれども、ちょっとその辺の考え方をお尋ねしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 平田税務住民課長。 ○税務住民課長(平田勝彦君) こちらの交付につきましては、交付について要綱的なものをつくらせてもらって、交付のほうはさせていただいてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) これは、要綱という形でつくっていらっしゃるということは、これからこういうものがあれば、その要綱に従って、補償なり交付なりを対策費として支出をしていくという理解をしましたけれども、それでよろしければいいんですけれども。  後は、支出の団体があすなろ会という、これは自治会でもなければ、どう理解していいのか、自主的な組織みたいな感じで私は受けとめていますけれども、そういう部分の対象者に対する要綱上の取り扱いはどうなっていますか。ちょっとお伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 平田税務住民課長。 ○税務住民課長(平田勝彦君) 申しわけございません。今、要綱的なということで、すみません、要綱という形ではすみません、つくらせてはいただいてございませんが、この件に関して支出するに当たりまして、文面等をつくらせていただいて、交付の感謝協力金のほうはお支払いさせていただいてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) ちょっと、対象も組織というか母体、その解釈、ちょっと私、今の答弁ではわかりませんけれども、いずれにしてもこういう部分については、今、要綱的とおっしゃいましたけれども、やっぱり何か基準がないと、例えばじゃあ、なんで250万円、なんで300万円なのよと言われたときに答えられないんじゃないかと思うんですよ。その辺も要綱的にはきちんと整理がされているという理解でよろしいですね。であれば、次に行きます。  それから、次に、農林水産業費の清流の館について質問しました。委託料300万円ですよね。これは、物品の出品手数料で運営をしていくのだけれども、それに対して足りない費用を300万円で補っていくと、こういうふうに理解をしたんですが、では、総額とそれにかかる経費というのは、どういうものがあるのかちょっと教えていただきたい。 ○議長(岩澤敏雄君) 大矢産業観光課長。 ○産業観光課長(大矢 正君) 清流の館につきましては、先ほどの答弁で申し上げましたとおり生産者からの販売手数料を基本として運営をしてございます。昨年度の例でいきますと、販売手数料の収入が450万円強でございまして、全体の管理運営、こちらの販売員の人件費でありますとか、中に設備されている機械器具の維持管理にかかる点検費や維持点検経費並びに電気水道代等の経費が約750万円ほど用意している状況でございます。こちらのほうは、先ほどご説明したとおり原則的には販売運営経費のみで運営できている独立採算がとれればいいわけなのですが、どうしても機械の点検経費とかリース料であるとかそういうかさむものがございますので、そこの部分については、村からの委託費という関係で支出をしている状況でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) ありがとうございます。それでは、総額が大体750万円で運営をしていることは理解しました。それで委託料300万円が、決算でぴったり300万円というのもちょっと理解しにくいのかなと、そういう考えでいけば、手数料が幾らになって、あるいは、幾らかかるか基本的には年度末までわからないわけですよね。ということは余っちゃった場合も出てくるんだと思うんですよ。あるいは、足りない場合も出てくるんだろうと思うんですね。そこら辺の清算がきちんとできていればいいんですけれども、結局これ、指定管理者ですから、条例に基づいて運営をしていくのが常ですよね。そうなってくると、前にも申し上げましたけど、30日以内に事業報告書をきちんと提出をされて、そういう中できちんと、なんていうんですかね、収支が報告がされて、それを村が認めるなり何なりして、もし悪いところがあれば指示をするようなことが書いてありますよね、条例に。そういう手続はされているという理解でよろしいですね。 ○議長(岩澤敏雄君) 大矢産業観光課長。 ○産業観光課長(大矢 正君) 管理運営経費につきましては、最終的には年度末での清算ということでございまして、基本協定書の中にも余剰金300万円、一時的に先払いはいろいろな支出の経費の時期がありますので先払いはさせていただいているところなのですが、余剰が出た場合は、村に返還をいただくという形になってございます。そのほか、事業の途中経過の実施報告並びに実績報告等につきましては、指定管理者のほうから提出のほうはされております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) ありがとうございました。いずれにしても750万円という大きな事業費でありますので、その辺しっかりと指示をしていただければと思います。  それから、5款、農林水産業費の茶園活性化支援事業でありますけれども、内容につきましては理解をさせていただきました。それで、この茶園は27年度、ちょっと管理がきちんとされていないんじゃないかと思うんですよ。それで、私も圃場を何回か見に行ったんですけど、草だらけで圃場の何ていうんですかね、ラインがちょっと飛んじゃったりしている部分もあったので、できればきちんとこういう指導をしていただければなと思っております。  それともう一点は、将来的に圃場をつくったときに、今、チャピュア清川の構成員の方が補助対象者なんですかね。ちょっと何名かわかりませんけれども、そういった方の収入なり管理、将来的にはだから、そこから得られるものというのは成果としてはどうなるんでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 大矢産業観光課長。 ○産業観光課長(大矢 正君) まず、1点目の管理が行き届いていないのではないかという点でございますが、実は、先日もちょっと、とある方から少し草が生えているんじゃないかというご指摘いただきました。すぐチャピュアのほうに連絡いたしまして、しっかり管理をしていただくような対応をとっていただいたところでございます。  あと、将来的にこの大型茶園の運営ということになるわけなんですが、チャピュアが事業主体で茶園の管理等を行っておりますので、それを荒茶として加工して販売した収入をもってチャピュアのほうが運営をしておりますので、ここで出た茶葉がチャピュアのほうの運営経費として管理費ですとか肥料代等、今後賄っていくものだというふうに考えてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) 私は今、おっしゃっていることはよく理解できるんですけれども、そもそもの目的がお茶の生産性向上と農家の経営安定というのが目的なんだろうと思うんですよね。ぜひその辺はチェックをしていただきたいなと、こういうふうに思います。  次に、行きます。商工費の関係、先ほど観光客の関係で、185万人で前年よりも39万人増加したと。この1,672万5,000円の86%はイベント交付金ですよとこういう話ですよね。経済効果も1億500万があったというようなことで理解をしました。  それで、私、前にこの質問をしたことあるんですけど、たしかピーク時には、平成20年が263万人、24年がなんか167万人で結構減っちゃったということで、また、少しずつ回復をしているということですから、この辺の事業を少し精査をして観光客が1人でもふえるように努力をしていただきたいなというのが一つと、それと、観光業全体について、例の実施計画の評価の中では、宮ヶ瀬湖を中心とした観光振興については、宮ヶ瀬湖周遊観光促進事業、宮ヶ瀬水の郷振興対策融資事業、宮ヶ瀬各種観光イベント支援事業、クリスマスPR促進事業については全てC評価。ということは、今後何らかの見直しが必要になるという評価なんですね。そうすると、これについては、やはり宮ヶ瀬の観光についての将来を左右するような事業費だと私は理解をしているんですが、この評価に対してどう対応されるのか、というのは何を心配するかというと、この事業費そのものが果たして継続されているのか、それとも尻つぼみになってしまうのか、その辺の解釈をちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 大矢産業観光課長。 ○産業観光課長(大矢 正君) 先ほど評価がC評価ということでございますが、議員が申し上げましたとおり、一時期は観光客が徐々に減って村の観光業自体がなかなか成り立つのが難しいような危機的な状況にもあったとは思っております。それを打開するためにある程度施設の整備ですとかそういうものも拡充してきまして、徐々に観光客をふやして、観光業をなりわいとしている方たちが自立できるような取り組みというのをこれからまだ継続して行っていく必要があるというふうに感じております。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) 理解しました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  最後のふれあいセンターの関係ですけれども、いろいろご努力をされて27年度、4万9,800人、前年比1,500人利用者がふえたということは評価をさせていただきたいと思います。また、利便性についても65歳以上、それから、65歳以下についても適切な対応をされているということでありますので、理解をしました。  そこで、1点だけ再質問をさせていただきたいんですが、ちょっと、60ページの中に使用料及び賃借料というのが760万円あるんですよ。これ、項目をずっと見てみると、NHKの放送使用料とか音楽著作権とかカラオケの提供とか下水道使用料とか施設用地賃借料ということで、それぞれの明細がないんですけれども、こんなに行くのかなというのがちょっと率直な疑問でありまして、その辺の内容についてお尋ねをさせていただきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 大矢産業観光課長。 ○産業観光課長(大矢 正君) 使用料及び賃借料の大きいものは、土地の利用料になってございます。こちら、年間平米400円という形の設定のもとで借りておりますけど、ふれあいセンターのある施設並びに隣接駐車場、ちょっとすみません。面積のほうについては把握しておりませんので、また、そちらの土地全て借地でふれあいセンターのほうを運営しておりますので、そこの額が非常に高額になっているところでございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) ちょっとざっと今なんですが、760万円のうち土地の借料とかそういう部分というのは、500万円ぐらい出てきてしまうという話なんでしょうかね。となると、500万円というと10年たてば5,000万円になるわけですから、借地よりもなんか取得しちゃったほうが効率的かなとも思うんですけども、その辺の検討についてお尋ねをさせていただきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 大矢産業観光課長。 ○産業観光課長(大矢 正君) 借地料につきましては、27年度で言いますと273万4,000円ほどになってございます。そのほか、使用料として大きいところは下水道の使用料、こちらのほうが487万円ほどになってございますので、下水道使用料のほうが大きい状態になってございます。将来的な土地の取得というところにつきましては、現在のところ、あそこを取得して新たな形での展開というのは考えてはございません。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○1番(細野洋一君) いろいろご答弁いただきましてありがとうございました。私の総括質疑のほうは終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに、質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) これより、討論に入ります。最初に、平成27年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
         ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) これから、決認ごとに採決します。  決認第1号、平成27年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第1号、平成27年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第2号、平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第2号、平成27年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第3号、平成27年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第3号、平成27年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第4号、平成27年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第4号、平成27年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第5号、平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第5号、平成27年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第6号、平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第6号、平成27年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。      ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第7、報告第3号、平成27年度決算に基づく健全化判断比率等の報告についてを議題といたします。村長から報告を求めます。大矢村長。 ○村長(大矢明夫君) ただいま議題となりました報告第3号、平成27年度決算に基づく健全化判断比率等の報告につきまして、ご説明申し上げます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、清川村の財政健全化判断比率及び公営企業にかかる資金不足比率について、監査委員の意見を付して、議会に報告するものでございます。  細部につきましては、担当課長に説明させますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田政策推進課長。 ○政策推進課長(折田克也君) ただいま議題となっております報告第3号、平成27年度決算に基づく健全化判断比率等の報告についての細部説明を申し上げます。先に資料を使い、ご説明させていただきます。資料№1をごらんください。  ページを右下に付番しております。1ページの総括表①は、健全化判断比率の総括表でございます。上段は平成27年度清川村の実質赤字比率から将来負担比率まで、下段には国で示す早期健全化基準及び財政再生基準の数値が示されております。実質赤字比率は、本村の一般会計の赤字比率を示すもので、本村の決算内容は黒字でありますので、非該当のハイフンとなっております。  次に、連結実質赤字比率は、本村の六つの会計を合わせた赤字比率を示すもので、本村の全ての六つの会計は黒字でありますことから、非該当のハイフンとなっております。  次の実質公債費比率は、一般会計の公債費だけでなく、簡易水道や下水道会計などの公営企業会計の公債費に充てるための繰出金や債務負担行為の買い戻しも含め、一般財源がどのくらい費やされているかというような財政の弾力性や資金繰りの危険度を指標化したもので、本村の比率はマイナス1.5%であります。  下段の国が定める基準につきましては、早期健全化基準では25%、財政再生基準では30%でありますので、本村の比率は、はるかに下回っております。  次に、地方債残高や債務負担行為に基づく支出予定額、全職員が退職を想定した場合の負担額など、一般会計が将来にわたって負担すると見込まれる額を幅広く捉え、その総額から基金残高などの充当可能な財源を差し引いた実質的な負債の合計額を算出し、将来、村の財政を圧迫する可能性について指標化したもので、本村の場合、将来負担額に対して充当可能額が上回っている状況で、将来見込まれる負担に対し、十分な財源が確保されているということでありますので、将来負担が発生しないということで、ハイフンという表示となっております。  2ページをごらんください。総括表②は、連結実質赤字比率の状況ですが、一般会計の収支が黒字のため、左の表、中ほど、実質赤字比率がマイナス4.85となっております。また、右下の連結実質赤字比率もマイナス7.88となっており、左下の※の説明書きにもありますとおり、黒字はマイナス表示となります。  次に、3ページの総括表③は、実質公債費比率の状況です。2段目の表、一番右側の実質公債費比率は、3カ年平均で算出しております。平成27年度は、総括表①でご説明いたしましたとおりマイナス1.5%となり、前年度はマイナス1%でありましたので、前年度と比べますと0.5ポイントほど減となっております。これは、1段目の①事業費の完済による元利償還金の減少と⑯の普通交付税額及び⑰の臨時財政対策債発行可能額の増額により前年度より減となった結果であります。  4ページの総括表④は、将来負担比率の状況です。3段目、一番右の計算結果になりますが、将来負担比率は欄外に小さく記載しておりますが、マイナス194.0%でありますので、将来見込まれる負担に対しまして、十分な財源が確保され、将来負担が発生していないということでマイナスとなり、ハイフンの表示となっております。  次の5ページは、公営企業会計の資金不足比率等に関する算定様式です。大変小さい文字で恐縮でございますが、表の2段目、簡易水道・下水道事業の公営企業会計にかかる資金不足額等については、(8)欄に記載されておりますが、両会計とも黒字でありますことから、(9)欄の資金不足額(資金不足比率)はハイフン表示となり、資金不足はなしということであります。  報告書に戻っていただきまして、健全化判断比率の表をごらんください。公表すべき率は、実質赤字比率から将来負担比率までの4項目であります。本村の各比率につきましては、全て黒字であり、国への報告書は、実質公債費比率を除きハイフンとなりますが、参考までに算定数値を括弧書きで入れております。  健全化判断比率のいずれかが下の欄に示す早期健全化基準や財政再生基準の数値を超えた場合は、財政健全化計画や再生計画を作成し、議会の議決を経て定め、公表するとともに、知事や総務大臣に報告や同意を求めることになりますが、平成27年度決算における本村の指標は、いずれも早期健全化基準及び財政再生基準を大きく下回り、財政の健全化が維持されております。  次に、下の表になりますが、公営企業会計として取り扱われる簡易水道事業及び下水道事業の特別会計に係る資金不足比率の状況表ですが、記載のように資金不足はない状況であります。  次のページ以降は、平成27年度の財政健全化に関しまして、清川村監査委員の審査に付した監査委員からの意見書の写しでございます。  以上で、平成27年度決算にかかる財政健全化判断比率等の報告にかかわる細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  以上で、本日の日程は、全て終了しました。本日は、これをもって散会いたします。どうもご苦労さまでした。                午後 1時44分 散会...